百五十年 手に継ぐ 秋田銘菓 / 菓子司つじや

つじやの店舗と歴史

秋田・大曲の豊かな風土、温かい人々に支えられながら、つじやは郷土の味を守り伝えています。これからもご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。

2009年8月に移転・改築した「つじや中通本店(花火通り商店街)」は、当店初代・辻ジュンから連綿と百五十年間続く、秋田大曲の味を守り続ける「つじやのこだわり」を形にした、風情溢れる建物です。秋田にお越しの際には、ぜひ当店にもお立ち寄りください。

つじやの郷土菓子は、つじや中通本店、つじや楽天市場店(ネット通販)の他、各地のお取り扱い店にてお買い上げいただけます。
(中通り店舗以外では販売している品目に限りがあります。予めお問い合わせください)

つじやの歴史は現店主から四代前にさかのぼります。江戸時代末期に六郷から大曲に移り住んだ初代・辻ジュンは、この町きっての豆腐巻物の料理人であり、地主やお金持ちの家で催される大きなお祝い事の仕切りを頼まれる町一番の名人でした。そんな料理人だった初代・辻ジュンから始まった「つじやの郷土菓子(とうふかまぼこ・三杯もち)」は、地域に根付いた郷土菓子という歴史と、その独特な食感・美味しさが全国的に認められ好評をいただいております。

大曲・仙北地方の昔ながらの食文化を守り・伝えていくことが、つじやの責任です。この地方の食の文化を守り伝えるために、決して大量生産の高効率工業製品にしてはいけないと思っています。
だから今でも、心を込めて一本一本手作り。これからも変えるつもりはありません。私たちは味だけでなく、製造方法と職人の心も守っていくべきだと考えています。