とうふカステラ
「とうふかまぼこ」をカステラ風に仕上げた郷土菓子
【とうふカステラ】は、秋田県南地域で昔からお茶うけとして愛されている郷土菓子であり、豆腐を搾り水分を切った状態で砂糖・卵などを混ぜて焼き上げたものです。
当店のとうふカステラは、豆腐に魚の白身肉を豊富に加えるのが特徴。とうふかまぼこの原料種に全卵・みりんを加えて味を調え、1枚1枚手焼きで焼き上げています。お菓子ですのでそのまま召し上がっていただけますが、ポン酢やわさび醤油とも良く合います。
とうふカステラの成り立ち
何故『カステラ』と名付けられたかは記録に残っていません。江戸時代、北前船での日本海交易が盛んであった秋田県は、大阪・京都・北陸から当時最新の文化が伝わりやすい環境にありました。江戸時代から明治にかけて南蛮渡来の大変な貴重品であった西洋カステラの情報も伝わっていたでしょうから、その話に憧れながら、お豆腐から形状を似せて自分たちのご馳走を創り出し、豆腐カステラと命名されたことは想像に難くありません。
保存方法・お召し上がり方
●保存方法
冷蔵庫にて保管してください。保存料を使用しておらず、傷みやすい原料を使用していますので、日に日に風味と味が落ちます。賞味期限内でもお早めにお召し上がりください。冷凍は豆腐が主原料のため味が極度に落ちますので、おやめください。
●お召し上がり方
お好みの厚さで切ってお召し上がりください。冷蔵庫から出した直後でなく、しばらくして商品が常温に馴染んだときが最も舌ざわりと風味が良くお召し上がりいただけます。
◆原材料
大豆(遺伝子組み換えでない)、魚肉(スケトウ)、砂糖、卵、塩、味醂、凝固剤
◆賞味期限:製造日より1週間